-- Songbirdハーモニーオカリナ --

Songbirdハーモニーオカリナ

米国Songbird社のデュエットオカリナです。
2022年9月現在、NCW工房とCH工房が潰れてしまった今となっては、まともに一人合奏できるオカリナは、今のところ世界中でこれだけです。つまり現在では非常に貴重な楽器といえるでしょう。

ただ、製造している当のSongbird社が、このオカリナについて、どの程度の認識を持っているか不明です。いつ「ああもう作るのやめます」と言いださないか、心配なところです。

仕様

  • 指穴の数: 左5穴、右5穴
  • 音域: 左1オクターブ+1、右1オクターブ+1
  • キー: 左G管、右G管(左の方が低音です)
  • 材質: 陶器
  • 付属品: 英語の小冊子(運指表、楽譜)

所感

2つのオカリナの音程が完全に1オクターブです。
だから左右の指を同じに動かすだけで、オクターブ違いのユニゾンで演奏できる。簡単になんちゃって合奏ができてしまいます。

オカリナ演奏に興味のあるようなあなたには信じられないかもですが。”普通の人”を感動させるのに、難しい合奏なんて必要ありません。とりあえずユニゾンで演奏するだけでも大喜びしてくれますよ。

そういう意味では様々なデュエットオカリナの中で、一番簡単に一人合奏できるオカリナだと言えるでしょう。

左右のオカリナの音程が1オクターブなので、
つまり、左右合せた全体の音域は2オクターブ以上です。

これは音域の広いダブルオカリナとほぼ同等の音域です。
このオカリナなら、ふつうのオカリナでは音域が足りなくて演奏できない…そのような曲も演奏できます。
普通のオカリナとしても表現力が高いです。

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