デュエットオカリナの吹き方、基本11
音の終わりを半拍長く伸ばすとよいかもしれません。
※ ここの話はすべてのデュエットオカリナで共通です。
音を半拍早く終わらせてしまうというクセ
どうも笛の初心者は音を十分に伸ばし足りない。音を終わらせるのが早すぎるというクセがあります。
「1、2、3、4 1、2、3、4 …」と拍子をとりながら123の間を笛を吹き、4で休む、ということをやってみます。「ぷーーーーー休み ぷーーーーー休み …」という感じです。なにも考えずにこれを吹くと、なぜかたいていこのようになります。
「いちにいさん」の「ん」まで音を伸ばすべきなのに、「さ」でさっさと切ってしまいます。つまり半拍足りません。このためなんだかブツブツとぎこちなく聞こえます。きちんと正しく「ん」まで音を伸ばすとなめらかな演奏に聞こえます。
音の終わりは半拍長く伸ばすようにこころがける
これは初心者がというより人間のクセというか、意識していないと自然にそうしてしまうようです。私も気をつけないとそう吹いてしまいます。音の終わりは、「ここで終わり」と思ったところから更にワンクッション―半拍―伸ばして終わるように心がけると演奏がいい感じになります。
オカリナ全般の話はここまで
ここまでデュエットオカリナの吹き方の基本について説明しました。というよりなんだかオカリナ全般の話になってしまいました。デュエットオカリナもオカリナですから、基本を説明すると結局オカリナ全般の話になります…
以前にも言いましたが、ふつうのオカリナが上手になるとデュエットオカリナも上手になります。ですからデュエットオカリナをもっときちんと上手になりたい人は、楽器屋で教則本を買って自己学習したり、街の音楽教室に通うことをお勧めします。