デュエットオカリナの吹き方、曲を覚える4
知っている曲を楽譜なしで覚えるには、オカリナの音と同じ高さで歌えることが重要です。
※ ここの話はすべてのデュエットオカリナで共通です。
知っている曲を楽譜なしで覚えよう
前回まで、自分の知っている曲について、楽譜を見ながらオカリナで覚えることを説明しました。楽譜にドレミを書きこむことができれば、後はなんとかオカリナで吹けるだろう、という話でしたが。
ここでもし楽譜がなければ、楽譜なしで覚えるしかありません。しかし、そもそも知っている曲なのですから、歌うことができるのですから、オカリナで吹けてもよさそうなものです。
お手本があればなんとかなるもの
みなさんはカラオケの新曲を覚えたことがあるでしょう。アーティストの歌声をお手本にして、そのとおりに少しずつ繰りかえし歌って覚えたと思います。これは、みなさんがごくふつうにやっていることです。
もしこれをオカリナでやろうとすると、オカリナは声のように自由になりませんから、覚えるのにずっと時間がかかるでしょう。曲を繰りかえし聴きながら、同じ音をオカリナで少しずつ探していきます。できないことではありません。
このとき、曲の高さとオカリナの音の高さがぴったり合っている、ということが重要です。
音の高さが合っていないとものすごく難しくなります。たとえば低い音の曲を、自分のオカリナの高い音に合わせて考え直して覚えるのはものすごく難しい。
オカリナの音の高さと同じ高さで歌えることが重要
自分の知っている曲をオカリナで覚えるのは、要はカラオケをお手本にするか、自分の声をお手本にするかの違いです。繰りかえし歌いながら、同じ音をオカリナで少しずつ探していきます。このとき自分の歌声の高さとオカリナの音の高さが合っていないと、わけがわからなくなります。
逆に言うと、オカリナの音の高さに合わせて歌うことができれば、後は何とかいけるものです。だからオカリナの音の高さに合わせて歌うことができるかどうかが、最重要課題です。