-- オカリナの基本 --

デュエットオカリナの吹き方、基本5

オカリナにビブラートをかけるならきちんとかけてください。
※ ここの話はすべてのデュエットオカリナで共通です。

音のふらつきをビブラートでごまかす

ビブラートというのは、笛を吹くときにピー~~~~~と音をゆらす、あれのことです。笛の音にビブラートをかけるとなんだか上手になったように聞こえます。オカリナにかぎらずどんな笛でも音をきれいにまっすぐのばすのは難しいです。ですからいっそビブラートを練習してごまかした方が手っとりばやく上手っぽくなれます。

オカリナのビブラートはどうすればできるようになるでしょうか。
オカリナを強く吹く、弱く吹く、強く吹く、弱く吹く…を繰りかえす。これをだんだん速くすればいいでしょうか。
» オカリナを強く弱く強く弱く…吹いてビブラートにする

オカリナにビブラートをかけるべきか否か

そもそもオカリナにはビブラートをかけてはならない。きれいにまっすぐのばした音こそオカリナの音だ、という主張を見かけました。オカリナにビブラートをかけるなんて邪道だ、下手のすることだと。

しかし一方で有名な演奏家がどうどうとビブラートをかけてオカリナ演奏したりしますから…うーんどうなんでしょう。

ビブラートをかけるならきちんとかけること

オカリナにビブラートをかけるときは、かけると覚悟を決めてかけてください。
(まだあんまり上手じゃないんだよね、うまくいくかな)みたいな気持ちで中途半端にビブラートをかけると、単に音がヨタっているだけに聞こえます。同じ理由で、音の出だしにはビブラートをかけない方がよいでしょう。まっすぐな音から始めてそれからすぐにビブラートをかけます。最初からビブラートがかかっていると、ビブラートなのか音がヨタっているのかはっきりしなくて聴きづらいことがあります。

このへんの話は、もしオカリナ教室に通っているなら先生の教えに従ってください。

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