デュエットオカリナの吹き方、基本7
音を止めるときには吹口と唇の間に隙間を開けます。
※ ここの話はすべてのデュエットオカリナで共通です。
吹口と唇の間に隙間を開けて音を止める
曲の終わりにオカリナをぽーーーっと吹いて、終わる。
そんなときにはオカリナの吹口と唇の間に隙間を開けるといいです。そんなツバメの雛みたいにカパアっと口を開ける必要はありません。ちょっとだけ隙間を開けます。わかりやすいところで、オカリナに唇をあてたまま口からそっと息を吸ってみてください。息を吸いやすいように、すこしだけ唇をゆるめて吹口との間に隙間を開けるでしょう?その程度の隙間でいいです。
これはなにをしているかというと、口の中の空気を逃がしているのです。試しにぽーっとオカリナを吹きながら…そのまま吹くのを止めてみてください。失敗すると口の中に残っている空気がオカリナを変なふうに鳴らしてしまいます。気をつけていれば大丈夫なのですが、それよりも口の中の空気を無くすのが簡単確実です。
» オカリナをくわえたまま吹くのをやめる、隙間を開けて吹くのをやめる
あるいは唇でピタッとふさいだり、タンギングの要領で舌でピタッとふさいで音を止めてもいいのですが。これだとほんとうにピタッと音が止まります。急ブレーキかけたみたいな感じです。
このへんは趣味の問題でしょう。
私は「止めた!」という感じよりも「止まった。」という感じが好きです。それには吹口と唇の間に隙間を開けて音を止めるのがぴったりなのです。「たーらりーらーーふぉ、らーらーらーーふぉ」って感じ。