デュエットオカリナとは、概説2
オカリナの歴史
オカリナの先祖は南米のマヤ・アステカ帝国★にあった陶器の笛です。
これが19世紀ごろヨーロッパに伝えられイタリアで改良されて今のオカリナになりました。「オカリナ」とはイタリア語で「小さなガチョウ」という意味です。おそらく南米から伝わったオリジナルが本当に鳥の形をしていたんだろうと推測します。
★ 中国にも6千年前から独自のオカリナが伝わっています。
鳴らすのにコツがいりますが、よい音色です。そのうち別に特集したいです。
デュエットオカリナについて
一人で合奏できるデュエットオカリナはたいへん珍しいオカリナに思えますけど。
そもそもオリジナルの南米の土笛には和音を出せる笛がふつうにあります。そのようなヒントもあってか、探せばけっこうな数のメーカーや工房がデュエットオカリナを製作しています。
このウェブサイトではそれらのうち、以下のデュエットオカリナについて説明しています。
- ノース・カントリー・ワークショップ(NCW)工房のオカリナ
- チャーリー・ハインド(CH)工房のオカリナ
- ウッドゥン・ボーン工房(WNB)のオカリナ
ノース・カントリー・ワークショップ(NCW)工房のデュエットオカリナ↓
チャーリー・ハインド(CH)工房のデュエットオカリナ↓
ウッドゥン・ボーン(WNB)工房のデュエットオカリナ↓
デュエットオカリナは物によって運指や演奏法が異なります。私は上記の3種類のデュエットオカリナしか知りません。他のデュエットオカリナについてはそれぞれの説明書を参考にしてください。